ぶどう糖(D−グルコース)や果糖(D−フラクトース)などが自然界に大量に存在する一方、 ごく僅かしか存在しない単糖(糖の最小単位)があり、希少糖と呼ばれます。存在は以前から明らかでしたが、 その存在量が少ないため研究対象と見なされていませんでした。 しかし近年、香川大学農学部の 何森 健 教授(現・特任教授)により希少糖を生産する酵素系が発見され、 大量生産が可能になりました。その結果、研究が進み、有用な健康機能が数多く発見されています。